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フェルティングレッグウォーマー

緑の豊かな国エストニア。おとぎ話そのままの風景エストニア。リッチじゃなくても心豊かな国エストニア。今の日本人が忘れた何かがある…だから私はこの国が好き。エストニア直伝のハンドクラフト「フェルティング」をご紹介します!

材料 厚紙(15~16cm×37~40)、羊の原毛(地色200~300g 柄色、適宜)、プチプチビニール、簀巻、家庭用石鹸、お湯(手がつけられる範囲の高温)、洗面器、ジョウロ

作り方

①厚紙より5㎝大きめに原毛を手で千切っておく。
②厚紙に柄用の原毛を巻きつける。(ボーダー柄)
③厚紙を千切った原毛で覆う。
④お湯に石鹸を溶き、原毛の上全面にたっぷりかける。
⑤原毛の端で厚紙を包み込むように折り曲げながら石鹸湯をなじませていく。
⑥やさしくらせんを描きながら石鹸湯と原毛が十分まざるように表面を撫でる。
⑦⑥を数分間行い、繊維を指先でつまんだ時、テントのようになっているか確認する。
⑧指先でつまんだ時テント状になる(繊維と繊維がうまく絡み合った証拠)まで行う。
⑨反対側も同様に、原毛をかぶせ、石鹸湯でなじませ、双方から厚紙を完全にくるみ込む。
⑩十分なじんだら、短いほうの辺を挟みで切り、中から厚紙を取り除く。
⑪反対側の辺も挟みで切る。
⑫ここで裏返す。(表になる面が外側になります)
⑬内側にプチプチビニールを入れる。
⑭プチプチビニールで全体をサンドする。
⑮それを簀巻に巻いて圧をかけながら前後に転がす。
⑯ときどき柄位置やシルエットのゆがみなど確認しながら続ける。
⑰石鹸湯が不足したら足す。左右上下巻く方向を変えながら20分以上続ける。
⑱全体をさら湯で洗い、石鹸分を取り除く。
⑲脚に履き、サイズを合わせる。
⑳形を整え自然乾燥

こうしてできたのがこれです。オレンジ色がキュートで見るからに暖かそうですね!!シックな茶色作ればでブーツに間違えられちゃいそう。オリジナルブーツもどきが簡単にできる!
一度ためしてみてね!

[講師]オカザキ ユミコ[撮影]上野 玲子

講師 / オカザキ ユミコ

東京生まれ。ファッションアーティスト。美大卒後、ファッション企画デザイナーを経て、専門学校講師。ファッションとアートの融合を模索、実践中。

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